インプットをする際は、「何をインプットするのか」に加えて「どうインプットするのか」についても考えるべきです。
インプットの成果=インプットする題材の質 × インプットの方法の質
インプットの方法の質を上げると、インプットの成果が大きく向上します。
今回は、インプットする方法の質を上げる良書を紹介します。
【参考記事】
「科学者という仕事」を読んで、偉人の努力量に圧倒された
偉大な先人方の膨大なインプットについて。
インプットの成果=インプットする題材の質 × インプットの方法の質
インプットの方法の質を上げると、インプットの成果が大きく向上します。
今回は、インプットする方法の質を上げる良書を紹介します。
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本書の内容を一言で表してしまうと、「本の内容はアウトプットすると血の通った知識になるよ」というものです。
すなわち、アウトプットすることでインプットの質を上げることができる、ということです。
本書の内容を一言で表してしまうと、「本の内容はアウトプットすると血の通った知識になるよ」というものです。
すなわち、アウトプットすることでインプットの質を上げることができる、ということです。
ハウツー的な内容で終わらずに、成功者・エリートがどのように本を読んでいるのか、実例が数多く記載されていて参考になりました。
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大物の読書例①:仕事と関係の無い分野の本を読んで着想を得る
大前研一氏は、いわゆるビジネス書は全く読まず、古典・生物・化学の本を読むそうです。
また、京セラ稲森氏の「アメーバ経営」、ソフトバンク孫正義氏の「細胞分裂に着想を得たグループ会社の増産」など、生物と経営を結びつける突飛な発想が紹介されていました。
無関係だった分野に足を踏み入れることが、飛び抜けた発想の下支えになるのです。
発想力自体に大きな個人差は無く、いかに多くの分野に足を踏み入れるかが勝負だ、ということです。
ここで注意すべきは、「大前研一氏は、ビジネス書に乗っていることなど全て知っている」ということです。
ビジネス書から吸収できるものなど何もないほど高みに上り詰めています。
私たちは、ビジネス書などからも吸収できる情報があります。
なので、いきなり大前研一氏を真似るよりも、各々がビジネス書からどれだけのモノを吸収できるのか、把握するのが第一です。
大物の読書例②:文芸書を読んで感動を知り、人を動かせる力を培う
人を動かすとは、その人の心を揺り動かすこと、すなわち感動を与えることです。
自分が感動を知っている人間でないと、人の心は動かせません。
文字にすると当たり前のようにみえますが、このことを本書で知った瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けました。
自分が感動を知るにはどうするか。
文芸書で多様な感動に触れることを著者は勧めています。
まず自分が感動して、次にその感動をアウトプットするのです。
この2ステップにより、人に感動を伝える能力がつくそうです。
私は、人の心を揺り動かす力は研究職・モノづくりにも活きると考えます。
今まで出会ってきた優秀な研究者たちは、誰もが人を惹きつけるアイデアと実績を持っていたからです。
研究者の能力を定量化するならば
① 人の心を揺り動かす提案の数
② ①の実現数
上記①×②=研究者の能力、ではないでしょうか。
私も、人の心を揺り動かして鷲づかみにするモノを作り出すべく、勉強を重ねます。
【参考記事】
「科学者という仕事」を読んで、偉人の努力量に圧倒された
偉大な先人方の膨大なインプットについて。
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