高圧ガス甲種化学の合格体験記のシリーズ5回目。
今回は、出題範囲が鬼のように広い「保安管理」について、私がとった勉強方法を紹介します。
過去記事へのリンク
高圧ガス甲種化学の合格体験記①。どんな試験か、どのくらい難しいのか
高圧ガス甲種化学の合格体験記②。検定合格に向けて私の取った戦略
高圧ガス甲種化学の合格体験記③。学識の勉強方法
高圧ガス甲種化学の合格体験記④。学識で出るところ、出ないところ
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検定における保安管理の合格に向けた勉強の戦略についてです。

保安管理の分野一覧
以下に示す11つの分野から成っています。
①ガス各論
②高圧装置用材料
③材料の劣化
④高圧設備
⑤計装
⑥保安管理技術
⑦保安・防災設備
⑧運転管理
⑨設備管理
⑩(環境管理:出ません)
⑪(高圧ガス関連の災害・事故:出ません)
テキストの区分分けがややこしく、テキストでは「学識」の範囲になっていても、試験では「保安管理」に出題される分野があります。
①~④はテキストでは「学識」となっていますが、保安管理の出題範囲です。
上記①~⑪のうち、⑩と⑪からは一問も出題されませんでした。
ゆえに、実質の出題範囲は①~⑨と考えて差し支えありません。
なお、ガス各論については学識の出題範囲をご覧ください。
下記リンクより飛ぶことができます。
高圧ガス甲種化学の合格体験記④。学識で出るところ、出ないところ
なお、ガス各論については学識の出題範囲をご覧ください。
下記リンクより飛ぶことができます。
高圧ガス甲種化学の合格体験記④。学識で出るところ、出ないところ
勉強を進める際に気をつけなければいけないのが、頻出の部分を的確に押さえることです。
保安管理は暗記科目のため、勉強しなければならないページ数が学識よりもはるかに多いです。
科目別に出題範囲のページ数を数えてみたところ、学識は約100ページに対して、保安管理は約300ページでした。
なので、学識よりも戦略的に勉強を進める必要があります。
私の保安管理の勉強の進め方
進め方①:先輩からアンダーライン付きのテキストを頂く
頻出の部分にアンダーラインが引いてあったことは、何よりの幸運でした。
出題範囲が分からない方は、まず「どこが出題されるのか」を把握することが大切です。
以下2点の方策を提案します。
1. 過去問を2~3年分参照し、テキストの該当部分をチェックする
2. 当ブログの「保安管理出題範囲」を参考にする
【参考記事】
鋭意執筆中です(o_ _)o進め方②:アンダーラインを引いてある部分とその周辺部を読み込む
一言一句すべてを覚えようとせず、ぼやっとした概要を掴むようにしました。
「塔の異常現象は5つか6つあるなぁ。ブローイングとダンピングかぁ…」みたいな感じです。
10~20ページ程度を読んだら、進め方③に移りました。
進め方③:過去問を解く
直近1年前の過去問で、テキストを読んだ範囲に該当する問題を解きました。
ここで、「どのように覚えることが求められているのか」を掴むことができます。
「塔の異常現象は、名称と現象を一緒に覚える必要があるな…ブローイングは『液量が少ないときに』『蒸気で液が吹き飛ばされる』現象だな。」という具合です。
進め方④:再びテキストに戻って、知識を補強する
過去問での経験を踏まえて、テキストの文章で重要な部分同士をどのようにつなげて覚えるのか、工夫をこらします。
覚えたと思ったら、再度過去問に戻って、該当範囲を数年分解いてみます。
③⇔④を繰り返すことで、どんどん理解を深めることができます。
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コメント
コメント一覧 (8)
突然のコメント失礼いたします。
私は高圧ガスの資格を取得したいと考えている社会人の一人で、
いつも貴方様のブログを参考に勉強させていただいております。
もしよろしければアドバイスいただきたいのですが、
テキストにおける7、8章の流体や材料力学に関しては
どのように学習を進めるのが良いでしょうか?
身近に受験経験者がおりませんため、大変失礼ながら質問させていただきました。
御時間があります時で結構です、御回答よろしくお願い申し上げます。
率直に申し上げますと、流体・材料力学に関しては、受験範囲外だったため勉強しておりません。
(私は甲種「化学」を受験したためです。上記2科目は「機械」の範囲かと)
なので、xtml様が化学を受験されるならば、この2科目はノーチェックで大丈夫ですし、機械を受験されるのであれば、もっと詳しい方に聞かれた方がよろしいかと思われます。
ただ、高圧ガス甲種という試験を乗り越えた際に感じたコツとしては、公認テキストベースの勉強が良いです。
①公認テキストをざっくり読んで大まかに理解する
②過去問を解いてみる
③過去問の手応えを元に、もう一度テキストに戻る
④もう一度過去問を解く
の繰り返しが、地道なようで最短だと私は実感しました。
公認テキストで分からないところは、逐次インターネット等で調べるだけでも理解が深まりますよ!
ご希望のお答えになっていませんでしたら、いつでもご質問ください。
お疲れ様です。
返信いただき誠にありがとうございます。
私もrumaasa様と同じく甲種化学を受験予定です。
ですので2科目はノーチェックで大丈夫そうですね、
大変安心いたしました。
私の周りには20年近く昔に冷凍を取った方が一人いるだけなので、
情報が何も得られず困っておりました。
もし御手数でなければ3点質問に御付き合いいただけますでしょうか。
①過去問の勉強方法ですが、rumaasa様の情報を基に調べたのですが、
1.検定問題のみで十分(国試は検定レベルで出ない)
2.テキストの例題もちょうどよい
3.計算問題集はやったほうが、マストではない
4.古い検定問題は協会に電話してお金を払えばコピーをもらえるので、
できれば手に入れたほうが良い
以上のような認識で合っておりますでしょうか?
②講習を受講する前に、法律に関するページも読んでおいたほうが良いでしょうか?
検定試験後に一気に覚えようとするのはやはり無謀でしょうか?
③私は計算問題が苦手なのですが、
講習ではrumaasa様の受講した保安管理の講師みたく、
検定問題に出すといわれる範囲を詳細に教えて頂けるものなのでしょうか?
長文失礼いたしました。
御時間があります時に回答いただければ十分です。
よろしくお願い申し上げます。
心中お察しいたします。
さて、ご質問の件、回答致します。
①1~3は仰る通りです。
4に関しては、古い検定問題(直近4~5年分)が、最新版の過去問(協会が発行・販売)に収録されているので、それを利用してくだされば…という意のつもりでした。
1年前・2年前のテキストなど、最新版の過去問テキストよりも古いものは、おそらく協会に問い合わせても販売していないと思われます。
私の書き方が悪かったですね…誤解を招く文章で申し訳ありません(o_ _)o
②私は検定試験後から法律の勉強を始めました。
1回目の講習(4月頃)は、講師の方の話しぶりから「法律を解きやすくするポイントの押さえ方」を読み取って、その考え方を元に勉強を進める
→2回目の法律講習(10月頃)で要点を精査する、という流れが良かったです。
③会場により差がある、とは言われています。
私の会場(広島)では、計算がある学識に関する範囲はほぼ教えてもらえないに等しい有様でした…。
計算に関してはその場勝負の所があるので「簡単な計算をいかにミスしないか」に留意してコツコツ取り組むのが一番かと思われます。
コアを押さえておけば、本番でも何とかなります。
不足の情報等あれば、リクエストください!
お疲れ様です。
①の4.に関してはrumaasa様ではなく他サイトで見た情報と思われます。
私の方こそ誤解を招く書き方をしてしまい申し訳ございませんでした。
質問に答えて頂き誠にありがとうございました。
お陰様でより向上心を持って勉強に励むことができます。
個人的にはまだ質問したり話してみたいことがたくさんあるのですが、
あまりrumaasa様に御迷惑をおかけするのも失礼ですので、
この辺でおいとまさせて頂きます。
本当にありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました。
ご質問をされたくなったときは、またいつでもコメントください。
お待ちしております!
お疲れ様です。
追記情報になりますが、
高圧ガス協会情報国際部資料室に問い合わせところ、
検定過去問題(平成19~23年度)を1枚70円で複写していただけるそうです。
上記5年分+郵送費で5000円程度料金がかかりますが、
合格に一番近いのはとにかく過去問を繰り返すこと
と感じましたので、早速購入してみます。
既に検定合格しているrumaasa様には
あまり関係ない情報ですが、一応お伝えしておきます。
それでは失礼いたします。
そして、追記の情報、誠にありがとうございます!
H19~23年の過去問は、直近の過去問集(H25~29の5年間のみ)には掲載されていないので、非常に役に立つ情報です。
私のみならず、このブログをご覧になっている他の読者様にも有益な情報だと感じました。
近いうちに、記事に追記してシェアさせていただきます。
それでは、試験勉強頑張ってくださいね。
陰ながら、応援しております。