シーズン6回目は、保安管理の「出るところ、出ないところ」について書きます。
保安管理は出題範囲が広いので、ピンポイントに学習を進める必要があります。
頻出分野と押さえておくべき所を書いたので、是非ご活用ください。


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保安管理の出題分野は、テキストで「学識」となっている部分も含むため、大変ややこしいです。
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H29年度の講習で言われた「出る」箇所

私の受けた講習では、保安管理の講師の方が非常に優秀でした。
「出る」と言われた所からしか出題されなかったからです。

なので今回は、私が過去問を解いた分析よりも、講師の方が「出る」と言ったところに着目してピックアップしました。
なお、次回以降の試験では、出題される問題自体は少し変わると思います。
しかし、今回講師が「出る」と言われたところの周辺部(テキストで言うと2~3行下の部分)から出題されるでしょう。

つまり、今回ピックアップした部分とその周辺部をさらえておけば、合格点に達する可能性は非常に高いと言えます。

下記に、講師がピックアップした部分を載せておきます。
受験勉強の参考にしてください。

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テキストでいう「学識」の範囲で、保安管理に出題される単元

※ 左端の数字は、H29年度のテキストのページ番号に準拠しています。
H30年以降のテキストもおそらくページ構成は同じと思われますので、該当箇所を探す際には下記ページ番号が参考になるかと思います。

高圧装置用材料

P230: 炭素鋼の機械的性質 炭素量で機械的性質がどう変わるか

P231: 炭素鋼の4つの熱処理 焼きなまし・焼きならし・焼入れ・焼き戻し

P232: 合金元素の役割 C, Siを中心に7つすべて

P233: 調質高張力鋼について 特に焼入れ性
高温/低温用鋼など鋼材の用途に応じた改良の例
ステンレス鋼の定義


材料の劣化

P249: 湿食の特徴 湿食が働く環境について

P252: 金属・合金の耐食特性 表を覚えるべし

P255: 応力腐食割れ 2つのタイプについて

P:256: エロージョン・コロージョンについて
高温ガス腐食(乾食)の特徴について

P258: 浸炭・脱炭

P:259: 構造設計による腐食の軽減 構造設計の代表的な例

P261: 電気防食法の概要 カソード防食とアノード防食


高圧設備

P282: 管式反応器

P284: プレート式熱交換器

P287: 継ぎ目なし容器

P290: フランジ式管継手 ガスケット座形状によるフランジの種類4つ

P292~294: 熱膨張と熱収縮に対する考慮
熱収縮の吸収対策 コールドスプリング
5つのループの図について 使われるところ・メリット・デメリット

P330: 塔・槽に使用されているガスケット 低圧、中圧、高圧、超高圧用

P330: バルブのガスケット 便座漏れ量の区分および許容量の表

P332: 遠心圧縮機の軸封装置 ラビリンスシール

P333: 保守点検 シール機構に問題が生じる原因について

P334: 遠心ポンプの軸封装置
メカニカルシール フラッシング、クーリング、クエンチング、液化ガスを扱うメカニカルシールの注意点


計装

P340~: プロセスと制御方法 フィードバック制御、フィードフォワード制御、シーケンス制御

P347: 計装の伝送部 空気式、電気式

P347: フール・プルーフの概要とその例、フェール・セーフの概要とその例

P349: m/n冗長系、警報システム

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テキストでいう「保安管理技術」の範囲で、保安管理に出題される単元

保安管理技術

P373: ハインリッヒの法則

P374: フェーズ理論 4フェーズごとの段階分けの表

P376: システム工学的手法の比較 表を覚えるべし

P379: FMEA

P380: リスクマネジメントの考え方

P382: 組織の維持運用 事業所に関してが特に重要

P388: 保安教育訓練 保安教育訓練の基準、高圧法による定め

P394: 最小点火電流による分類


保安・防災設備

P393~394: 爆発性ガスの分類について

P395: 安全増防爆構造について

P399: 無停電電源設備について

P400: 静電気による火炎・爆発の発生限界

P401: 静電気対策 特に静置時間の設定について
静電気対策の表

P404: 安全弁 概要+開放型/密閉型の違いについて

P405: 逃し弁

P407~408: 所用吹き出し量 液化ガス、圧縮ガス、ポンプ圧縮機
(計算式を暗記する必要は無い)
逃し弁
緊急遮断弁の作動形式

P415: 検知警報設備の原理 半導体式(セラミック式)

P426: ベントスタック 緊急用ベントスタックの毒性ガスの放出について

P428: 除外措置、除外剤 除外剤の表は特に重要

P429: 識別措置、危険標識

P432: 空気供給設備の配慮4つ


運転管理

P443~: 配管における流路閉塞について
塔における異常現象 ブローイング、ダンピング、ウィーピング
ポンプにおける異常現象 カラ引き現象

P447: 容器への充填 充填してはならないガス、充填圧力と充填量

P450: ヒューマンエラー

P451: マンマシンインターフェース 情報の整備について

P453: 安全計装におけるフールプルーフの具体例

P455: 漏洩の原因5つ

P458: 原料供給停止による緊急停止操作の概要

P460: 毒性ガスの除外措置-拡散防止措置 拡散防止の方法について


設備管理

P468~: 定期検査 機密性能の検査、耐圧性能・強度の検査

P473: 試験,・検査 非破壊検査(特に衝撃試験について)

P474: 溶接部検査を行うタイミングと試験の実施項目

P476: 設備診断技術について

P478: 工事上の注意事項の概要

P479: 火気工事とその管理3項目

P480: ガス置換~ガス遮断の各手順 置換完了確認のガス濃度の表は必須

環境管理
出ません

高圧ガス関連の災害・事故
出ません


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今回は保安管理の出るところを押さえました。

次は法令…といきたいのですが、2017年10月現在ではまだ国試を受けていません。
なので、国試を受けて、合格通知が来たら、その時点で体験記を上げようと思います。

法令を受かるように、勉強頑張ります!