著者は数々の有名雑誌に寄稿するライターであり、成功者の「朝の時間をうまく使うコツ」を追い続けた中で、反響の高かった記事を厳選したものです。
「家事は時間を食う」といった、女性ならではの視点がちりばめられており、男性作家には無い気づきを与えてくれました。
「ご飯は手抜きで構わない」という項目には、自炊男子である私は目から鱗が落ちました。
家事を自分一人でこなしている独身男性にオススメの一冊です。
今までのビジネス書では得られなかった視点で、日々の習慣を見直せるようになるでしょう。
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朝をうまく活かすための6つのTIPS
1. 意思力とエネルギーは使ったら使うだけ枯渇する。
→それらが残っている朝の時間は何より貴重だと、まず認識すること。
2. 夢の実現に繋がることを優先し、朝の自由な時間に実行する計画を立てる
最も重要な作業を、最も生産性の高い時間帯に行うという原則
朝の習慣に一番向いていること
面倒くさくてやりたくないけれど、きちんと続けていれば長期的に大きな見返りのある行動
・キャリアの発展に繋がる行動 戦略を練る
・豊かな人間関係に繋がる行動
・自分を育てる行動 創造的な活動
3. 朝の習慣を見直す。別にしなくても良い事(家事、雑事など)に時間を使わない
4. 朝の行動を習慣化し、意思力を使わずとも価値の高い行動を実行できるようにする
5. 朝に新しい習慣を立てるときは、自分のエネルギーレベルを観察し、きちんと休みを取る
休日をうまく活かすための5つの考え方
1. 労働の疲れを別の労働で癒やすと考える
「人間とは、ある種の労働の疲れを癒やすには、他の労働をするしかないように出来ている」
by アナトール・フランス
2. 週末を充電の時間として有効活用するために、休日の予定を戦略的に考える
3. 家事は平日だけと決めて、週末の時間をもっと有意義なことに使う
短い家事の時間を平日に入れる
4. たくさんのことを中途半端にやるよりも、一つのことをじっくり極めて満足感を得る
5. ご飯は手抜きでも構わない。不必要に時間を割かないように気をつける
休日だからといって、腕を振るわなければいけないわけではない。
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