とある三十路研究職の実験ノート

とある民間企業の研究開発者。管理職突入手前の30代。日々のアレコレを思うがままに綴ります。時々マスターズ陸上(短距離)。

カテゴリ: 研究開発について

私は知財部に行く、と前回の記事で書きました。(記事はこちら)しかし↑から紆余曲折あり、ひとまずは今の勤務場所である研究所で「真人間」になるべく努力しよう...という方針になりました。(これに関しては、今まで言い出せなかったことを大変申し訳なく思います)ただし ...

今僕は、工場での製品の生産性の改善について取り組んでいる。設備導入して50年は経とうかという製造ライン、ここ最近は製品の収率が極端にブレてきて、予算作成時の値に到底届かない日々が続いていた。製造側では対症療法としての条件変更(温度を上げたり圧力を上げたり) ...

僕は企業の研究所に勤めて丸9年になり、部署は2つ経験した。その中で気づいたことが1つある。研究の外注(OEM)がメイン業務の1つだということだ。前いた部署(樹脂関係)では、頻繁に樹脂の成型加工を外注した。理由は「うちにも機械はあるが、製造部の業務が優先されるため ...

私は社会不適合者です。このブログでも「最高のパフォーマンスを発揮する」ために多くの事柄を挙げてきましたが、一般常識からはズレています。やはり私の行いが周囲の方々の目に余っていたようで、ここ数年は私を見る目が冷たくなり、私自身もようやく自分自身が「社会不適 ...

この前、こんな記事を書いた(過去記事)。要は今の職場が合わないと感じていたところに知財部からスカウトが来て、知財部への異動に傾いた...という内容なのだけど、そこから色々と考えて、揺らぎに揺らいでいる。考えている内容は「このまま知財部へ行くのは"逃げ"じゃない ...

この前、休日に読んでいた小説の中で、心の琴線に触れる一説が目に留まった。主人公は元刑事、熱意溢れる働きぶりだったが、とある事件をきっかけで退職。その後は警備会社に転職したが、刑事への熱を忘れるため、わざと楽な職場環境に流されていくうち、心の芯から腐ってし ...

今朝、課長から「3代前の研究開発所長(今は関係会社の社長)が、『当研究所に来て若手社員向けに講演会をしたい』と言ってきたぞ!」と連絡を受けた。3代前の所長は、僕が入社してからの半年間、当研究所の所長だった。入社当時に「研究者とはどうあるべきか」を熱く語って ...

この前、研究所長との人事面談があった。内容は人事希望で、異動したい要望があれば聞き入れる...といったものだった。僕はその面談で、知財部への異動を申し出た。これまで僕は、ずっとこの研究所にいたいと言っていて、その希望は幸運にも聞き入れられ続けてきた。ここに留 ...

つい先日、僕は久しぶりに自分の手を動かして実験をした。重い検討が一区切りした時で、特許を書いたり報告書を書いたり...と文書作業の日々だったので、実験をするのは少々新鮮な感じだった。...その一方で、この夏は猛暑が特に激しく、仕事のプレッシャーもあって僕は体重 ...

僕が1月付で異動した部署は、前部署よりも研究テーマの数が少ない。なので、忙しい時は忙しいが、テーマがひと段落して相手待ち...などという時はとことん暇になる。今が正にそのタイミングで、僕はこの暇な時間が大嫌いで大の苦手だ。僕は目の前にやる事があると、それに全 ...

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