私は社会不適合者です。
このブログでも「最高のパフォーマンスを発揮する」ために多くの事柄を挙げてきましたが、一般常識からはズレています。
やはり私の行いが周囲の方々の目に余っていたようで、ここ数年は私を見る目が冷たくなり、私自身もようやく自分自身が「社会不適合者」だと気づいた(遅すぎるのですが...)次第です。
今の私は「はみ出し者」です。
一度はみ出し者と認識されてしまうと、職場にいること自体がとても苦しいです。
周りが自分をどう見ているかが気になって仕方がなく、訳もなく吐き気に襲われます。
頭痛と下痢は常態化し、1日4~5回はトイレに籠ります。
昼休みは人のいない所しか落ち着かず、ますます気が滅入ります。
会社のストレスチェックでは、所員で唯一「要面談」との診断を受け、カウンセリングを強制受診の予定です。
「一人で動く効率」を最大重視した結果、却って袋小路に追い込まれてしまいました。
こんな私をどうぞ笑ってください。
そして、ぜひとも反面教師にしてください。
私自身、そうするしか人の役には立てません。実際、反面でも"教師"になれることは心底嬉しいですし、心から願っています。
そして私自身、ここまで落ちぶれたことに落胆はしても、後悔はしていません。
なぜなら、これでも若い時の自分なりにあった理想像に従った結果だからです。
なので、このブログを読んでくださった皆様にも、「自分の理想に従って行動すれば、(結果やその他の感情はさておき)後悔だけは感じない」と伝えたい。
そのうえで、JTCで働くうえでの1番のコツ(私が切り捨ててきた/体得できなかったもの)を伝えます。
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JTCで働くうえでの一番のessential。
それは一言でいうと「監獄だと思え」ということです。
僕は職場でもパフォーマンスを発揮したいという思いが強く、また元来の社会不適合性も相まって、好き勝手な振る舞いをしてきました。
その結果、今やパフォーマンスを語るどころではなく、職場で過ごすだけで致命傷を食らう日々です。
これまでの好き勝手な行いの負の影響が蓄積されて、一気にリバウンドしました。
僕のいる会社は、比較的監視の目が強いようです。
これまでに僕の状況を友人知人に相談したところ、だいたいが「キツすぎる」という意見を頂きました。
(社会不適合である僕を気遣っての優しいウソ、である可能性も捨てきれませんが、僕は彼らを信頼したいので、あえて言葉のままを受け取っています)。
そしてJTCに勤めている方々からは「いや~、こっちなんか○○だよ」と、私をはるかに上回る周囲の目の厳しさを聞かされました。
私の実体験や↑の感想から「JTCは一種の監獄」だと結論付けました。
別の言い方をすれば「ムラ社会」。
周りの方々は、自分が思っている10倍、いや100倍は見ています。
そして少しでも「周りと違うところ」を見られてしまうと、尾ひれがついてとんでもない話に膨らんだりします。
寮や社宅もそうです。
寮の共用の風呂場、トイレ、食堂...気を許すとどんな石が飛んでくるか分かりません。
私は朝に外を走っていることや風呂の入り方や階段の上り方で苦情を入れられ、その他も様々な"石"を食らいました。
自室では"本当に静かな生活"しかできません。
自分を出さず、周囲にとことん合わせ込むこと。
↑が難しいけどJCTに入りたいのであれば、俗に言う「一般常識」を勉強し、それが当たり前だと思うように順化するようにトレーニングすること。
別の言い方をすれば「自己抑制」。
この力が何より必須ですし、これが無いとJTCで生き続けることは不可能だと、私は痛感しています。
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JTCを目指す方々に伝えたいこと。
JTCにもいいところは沢山あります。
安定はもちろんのこと、余裕があります(だからこんな足手まといの私もクビにならずに済んでいる)。
私も今、直属の上司と一緒に、この社会不適合性を矯正していこうと日々相談しています。
このように「弱者もできるだけ救おうとしてくださる姿勢」はどの会社にも負けていないと感じます。
私は今の上司にこのご恩を返したい。
私は今の上司にこのご恩を返したい。
...また一般に「面白くない」とされている仕事内容も、実際は面白い仕事は探せば山のようにあります。
(この点、私は恵まれませんでしたが、それも日々の行いの反動だったのかもしれません)。
こうした仕事を拾うには、まずは本当の自分を可能な限り表に出さないようにし、周囲に合わせ込む・溶け込む。
JTCで評価される「その人らしさ」とは、このように何十倍・何百倍にも個性を希釈し、それでもなお浮き出てしまう「個人努力ではどうしようもない色」なのです。
新人はどこでも「自分らしさを出して、どんどん意見を考えて発信してほしい」と言われますが、真に受けてはいけません。
まずは平穏無事に生き延びる素地を整えることが大切です。
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...皆様にはこれまで時に稚拙な記事をお届けしてしまい、大変申し訳ない限りです。
こんなボロボロの私ですが、今後もこのブログを見てくださると大変うれしいです。
コメント
コメント一覧 (2)
研究結果で他社に抜かれたら終わりですし、その環境だと優秀な人からやめて外資に行く。
私も、みんなに合わせてスローペースで仕事するのが苦手なので、JTC向いてないです。
コメントありがとうございます。
「結局その人達、暇なんですよね」という一文にハッとさせられました。
私自身、確かに忙しい時は他人を見ている余裕など無いです。少しだけ気が楽になりました。
職場の"和"は大事だ...と事あるごとに言われますが、正直なところ、まずは個の力あってこその集団和だと個人的には思います。
なのでJTCの環境は、結果を出せる人(私はそうではありませんが)にとっては合わないところかなとも。
少なくとも、個々の仕事のクオリティが足切りレベルに達していないのに居室でお喋り三昧...というのは耐え難い。
私もJTC向いてないかもです。