約1ヶ月前、僕は「研究開発の面白さを取る」といった宣言をしたと思う。
(たぶんこの記事)
その後どうなったか、近況を報告したい。


...これまで私は「協調性がない」と上司から言い続けられ、「同僚と仲良くしなきゃダメなんだ」と半ば強制的に思い込んでいた。
同僚とのお喋りや愛想笑いを自らに課し、あまり話したくない類の人たちとも話をするようにしてきた。
しかし、今回の選択を機に、これら「仲良しごっこ」を一切止めた。

「仲良しごっこ」を止めることについては、賛否両論あると思う。
僕の場合はとにかく「角を立たせず」「みんなと一緒に」をやるのに膨大なエネルギーを使う性のようで、これまで「仲良しごっこ」に費やしていたエネルギーを仕事につぎ込めるようになってプラスに働いた。
これまでダルかった仕事を、心の底から「面白い」と感じられるようになった。
やはり元々無い協調性を無理に底上げするのは僕の力を削いでいただけで、モノ・コトにフォーカスして突き詰めていくのが肌に合っていると実感できた。


加えて、最近は「使命」的なものを何となく感じるようになってきた
僕のいる課はユーザー(いわゆる『顧客』)が多い。
これは則ち、ユーザーの要望に応える≒トラブル対応が主となってしまう負の側面を持つ。
現状、ユーザーへの対応に手一杯になっていて、なかなか新しいモノ(10年20年先を支えうるモノ)に着手できずにいる。

この現状の中で一番自由に動けるのは僕だ。
僕は新規開発兼務、という(名ばかり)ポストをもらっていて、新しいアイデア(とはいっても大半は上司のアイデアを借りているにすぎないが)を実際に検討してカタチにしている。
つまり、新しいモノを創るのが僕の使命だ...と(偉そうにも)考えることが多くなった。

僕は今の会社でずっと働いていたい。
こんな見せかけばかりの中身の無い役立たずを拾ってくれた会社のことは好きで、自分が所属する組織をより強くしたい、という気持ちもある。
今の会社でずっと働くには、今の会社を存続させねばならない。
新しいモノを創ることで、その一助になる。これが今僕が見出している使命だ。

※「仲良しごっこ」を止めたことについては、他にも色々な側面がある。
 僕なりに頑張っても、所詮は陰口の格好のエサにしかならなかった、という気付きを得たのもその一つ。
 ある界隈からは敵意を持たれていると聞いて、これ以上仲良しごっこを頑張る気力が失せた。