〇こんなブログの駄文を真に受けないこと
いきなりオチですが、何より大事な前提。
自分のあたまで練り上げた自分だけの答えを何よりも優先し、顔も見えない他人の書いた"格言"は話半分でおいておくのが吉。
ここでいう「あたま」とは、自分の手と足と頭だと僕は考える。
手を動かし歩き回る事を厭わず、かつ頭を使って情報を仕入れる。そのバランスが大事で、決して頭だけを使ってはいけない。
〇要点をピンポイントで捉える→記憶する→引き出す
企業の研究開発では、部下の研究内容をいい方向へ導かなければならない
そのためには、まず第一に「部下が何をやっているのか」に関して、大筋を理解しておかねばならない。
「...君は今、何をしてるんだっけ?」と事ある毎に聞いてくる上司を、君は信用できるか?
〇話の引き出しを多く作る
どんな人種ともそれなりに上手く話を合わせられるようにするのは大事。参考記事→(【研究開発】(ある意味)勉強よりも大事なもの)
具体的には、現場の方々、役員さん、外国人...
色んな背景を持つ方々と"お願いする立場"で話をしなければならないR&Dにとって、話の引き出しは死活問題ですらある。と思う。
〇英語への壁を下げる
単調になりがちなR&Dの日常業務に、少しでも面白さを見出すため。
アクセスできる情報源が多いと、研究が純粋に面白くなる。
英語力を上げようとすると、JTC(Japanese Traditional Company)では必須事項のTOEICも、"面倒くささ100%の単なる義務"→"10%くらいは面白い腕試し"と思えるかも。
少なくとも自分はそうなれました。
〇DIY力を磨く
R&Dでは、必要な装置を手持ちの器具でつくりあげる必要が出てくる。
また、撹拌羽根などの小道具を自分で設計→業者と相談して仕上げる必要も出てくる。
納入された品が想像と違っていた!...なんてことにならないように、寸法・組立の勘所がどこにあるのか掴んでおく必要がある。
そのためには、日頃からモノを自分で作る経験を積んでおくと良い。
僕はそういう経験を中学~大学院で殆どしてこなかったため、今非常に苦労している。
〇自分のメンタルヘルスを自分で守る能力
どの職場でも必須だが、研究開発はその重要性が増す。
作業中は基本的に孤独であるうえ、同僚には良くも悪くも変わった方々が多いので、必ずしも相談相手になりえるとは限らない。
そして上司も当たり外れが非常に大きい。
JTC()である以上、人格に問題があってもほぼ自動的に昇級する。研究職はとりわけ人格破綻者がハネられにくい傾向にある。
「大学院時代、後輩を○○人辞めさせた」という謎の武勇伝()を誇る人さえいるので、本当に要注意。
〇流されてOK、むしろ流れを自分色に染めていく
研究開発は若さゆえのオリジナリティがものを言う、というのは大半において幻想だと思う。
実際は、若いうちは上司の言う事を丸々聞き入れ、流され、自分の価値観を洗い流していくのではないかと感じる。
流れゆく中で、自分が乗れそうな流れを見つけ、乗り移っていくのだ。
流される勇気を持とう。
〇9時17時で仕事を完結するトレーニング
残業ありきで仕事を組んでしまうと、残業したくなくなった時に仕事が回らなくなる。
特に、疲れて早く帰りたい時、やりたい事ができた時...こういった時に早く帰れなくなる。
研究開発は仕事を増やそうと思えばナンボでも増やせるので、削る視点を特に大切にしたい。
こういう記事を書くのは好きなので、勢いで書いてしまった。
大前提として「自分の手足をしっかり回して、自分の頭で考える」がきちんとできている事。
実験をする時も、プレゼンをする時も、論文を読む時も、「答えがどこかにある」という受け身ではなく、「現状を少しでも改善できるヒントを掴みに行くぞ」という主体的な気概を持って。
またもや偉そうな事を書きました。
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