この2ヶ月は、1日も欠かさず、毎日早朝ダッシュでトレーニングしていました

 

すると、ジョギングのみで終えた時よりも、疲労感が少なく、心身共にキレが増しました。

 

やり方次第では、ダッシュも十分「健康的な」トレーニングになり得ると実感しています。

 

-------

 

■トレーニングをスプリント主体にした結果

 

そもそもの発端は、2020年に入って始めた自重筋トレでした。

 

自重筋トレをするうち、全身をしっかり使うスプリント(短距離走)に興味が出てきたのです。

 

僕のトレーニング内容ですが、直近2ヶ月ほど、毎日朝イチで以下の順番でこなしています。

 

 ①57kmのジョグ(ゆっくりめ)

 ②スプリント150m×57

 ③自重筋トレ

 

メインは②のスプリントです。

①は、朝で寝ぼけた心身にエンジンをかけていくウォーミングアップ。

③はクールダウンも兼ねた筋力の補充です。

 

このスタイルでスプリントを始めて、驚いたのは「健康になってる!」という実感です。

 

やった後は頭も体もキレキレになっています。

そして、疲労感も少ない。

 

何より嬉しいのは、スプリントした後は、勉強が5割増しで捗るという事です。

 

 

■全力の8割のスプリントで身体の芯をON

 

やり方を軽く説明します。

まず、少し長めのジョグで心肺と気持ちをONにします。

 

その直後に、スプリントを入れます。

直後に行うのがコツで、ジョグ後の軽い昂ぶりが、良いスプリントにする原動力になるのです。

 

1~2本目は全力の7割程度で始める徐々に力感を上げていき、最後は全力の85%程度

・平均すると全力の8割程度

 

ジョグだけで終わる時よりも、身体の奥深くまで刺激が入り込み、質の良い身軽さが残る印象です。

 

 

■「毎日できる」負荷で留める事が健康への道

 

ダッシュ=全力100%でやってしまうと、疲労が残りすぎて良くないです。

 

・やった後、脚が重くなる

・極度に眠くなる

・脚を痛める

 

など、デメリット満載です。

 

ダッシュと言えど、

・一定のペースを刻む意識を持って

・軽く走るように心がけると

 

80%付近の出力になり、非常に良いです。

 

健康につながる良いスプリントをするコツは、強度をタイムで測らない事です。

 

なぜなら、タイムは

・気温

・風向き

・その日の体調

などにより、簡単に変わり得るからです。

 

主観で「だいたい80%くらいかな」と決めた方が、その日の調子にアジャストしやすい力の出しすぎを防げます。

 

-------

 

「ダッシュ=全力100%」というイメージが強いせいか、大人のダッシュは避けられがちです。

 

しかし、「気持ちいいな」という軽い感じで終えても、立派なダッシュです。

 

ぜひ一度、軽いダッシュを試していただき、その気持ち良さと効果を実感してほしいと思っています。