研究開発者における「投資」の対象は、一般的なビジネスマンよりも決めがたいです。

 

やった方が良さそうな事は、「英語」「資格」「実地経験」など余多挙げられますが、何が決定的に大切なのかは正直分からない。

 

そんな中、同僚の研究者を見て、「最も大切な投資先」の候補を1つ、見つけた気がしました。

 

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〇自らへの投資を怠った研究者は活力を失う

 

私と同じチームになった研究員の方は、率直に言って研究へのやる気が薄いです。

 

研究へのやる気がみられないので、雑務を押し付けられています。

その雑務にエネルギーを持っていかれて、ますますやる気が失われる。

そんな負のサイクルにハマり込んでしまっています。

 

更には、上司は彼のやる気のない姿勢を快く思っておらず、「手抜きが移ってはいけないから」という理由で、若手社員と別チームに異動させてしまいました。

 

活き活きと仕事をしている研究者の方々とは対照的で、負のオーラが漂っています。

 

そんな彼に欠けているのは、「自らをより良くしていこう」という意志。

ミーティングで分からない事柄に対しても、勉強して知識をアップグレードしようとしません。

同じことを何回も聞いては「あっ、そうか」と、その場で分かって満足する。

 

その姿勢こそが彼の活力を奪っている、と、傍にいて実感しています。

 

 

〇活力の源=新しいことを学ぼうとする姿勢・熱意

 

当研究所においては、研究開発にエネルギッシュに取り組む方々もいらっしゃいます。

研究開発に前向きに取り組む方々に共通しているのは、「学びを習慣化している」ということ。

 

例えば、

 ・空いた時間に他社の特許を読む

 ・新しい家電製品で料理を試行錯誤

 ・趣味の釣り、キャンプにも、全力で工夫を取り入れる

 

目の前の事に全力を注ぐエネルギッシュな姿勢、新しいことを学ぼうとする熱意。

彼らと話をしていると、平凡な日々の繰り返しに何とか抗おうと、上記の学びに積極的に取り組んでいる印象を受けました。

 

 

〇研究開発者における一番の投資は「熱意への投資」ではないか

 

僕自身痛感しているのですが、熱意は使わなければ枯れます。

 

なので、いかに目の前のことに全力を注げるように自らをチューンナップしていくか、これが年を経るにつれて加速度的に大切になってきます。

 

「好奇心」「向上心」といった熱意への投資は、ある意味「英語力」「各種資格」など目に見えるモノよりも大切な項目だと感じています。

 

熱意への投資の具体的なやり方は、例えば

 

・好奇心が湧きやすいようにする→身体の疲労を取り除く→運動をやりすぎない

・新しい事への瞬発力を養う→1週間に1つ、新しい料理に手を出してみる

 

...などが思いつきます。

 

もっといい案があれば、ぜひご教授ください。

 

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新しい事にどれだけ前向きに、瞬時に、全力を尽くすことができるか。

いうなれば、この「子ども力」をできる限り維持しようともがく事こそが、未知を倒していかねばならない研究開発における最重要課題だと感じています。

 

上に挙げた項目、私は現在取り組み中です。

皆様もぜひ、「熱意への投資」をお試しください。