英語力の向上を目指して、この3週間、NHKニュースの英語吹き替え版をリスニングしていました。

NHKニュースは実践寄りの学習教材で、力試し的な使い方ができると感じました。

以下に、この3週間で感じたNHKニュースの良し悪しを記します。

 

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NHKニュースの3週間リスニングで感じた事

主に以下の3点。

 

①スピーカーのレベルの差が大きい

男性のキャスターは、声がくぐもりがち & 早く話しがちです。

対して、女性のキャスターははっきり発音してくれるため、聞き取りやすい。

男性も女性も、キャスターは3人程度いるみたいなので、ある程度のバリエーションは確保できます。

 

②使われている英語は比較的易しい

キャスターの話す英語において、文法・単語は基礎基本をしっかり踏襲しています。

難しい単語はほぼ出てきません。

出てくるとしても、どうしても言い換えられない専門用語のみ、という印象です(impeachment、とか)。

 

③音量が小さい

英語吹き替えの音量は、日本語版の約半分程度と非常に小さい。

音量を2倍程度に上げる必要がありました。

使っているTVの機種によっては、うまく聴き取れないこともあるのでは?と感じました。

 

 

〇英語力が向上しそうか?

NHKニュースを学習のベースに据えるよりは、力試し的な使い方が良いと感じました。

 

NHKニュースには、見返し可能な回答がありません。

そのため、自分の解釈が合っていたのかフィードバックしにくく、地力が養成されにくいと感じました。

 

一方で、毎日無料で聴けるため、量を確保できるという利点があります。

なので、日頃の英語学習で培った力でどれくらい聴きとれるようになったか、というチェックに使うのが良さそうです。

 

 

〇対象レベルの目安

下はTOEIC600~700点、上はTOEIC850点まで幅広く利用できそうです。

TOEICPart3,4で、聞き取れない問題が半分程度ある...」という方が至適ゾーンだと感じました。

 

 

〇どうやって聴くべきか?

ニュースの字幕は隠して聴くべしだと感じました。

なぜなら、英語と日本語は語順が逆だからです。

 

実際、音声(英語)と字幕(日本語)の流れが逆になってしまうと、思考が混線してしまいました。

 

 

レベルが高すぎると感じる場合は、ニュースの冒頭のみを見ておくと良かったです。

話題が何かチェックできていると、最初に内容がある程度予想されるので、聴き取りやすくなりました。

このようにすると、難易度が自在に調整できるのでおススメでした。

 

 

英字新聞との併用も効果が大きかったです。

具体的には、朝に英字新聞で主要記事をリーディングしておきます。

すると、夜に英語ニュースを聞いた際、朝目にした単語が使われていて学習が捗りました。

 

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毎日無料で聴けるというのが、何よりのメリットでした。

少しの工夫で難易度も調整可能で、思った以上の使いやすさ。

英語力を向上させたい方は、ぜひ一度お試しください。