とある三十路研究職の実験ノート

とある民間企業の研究開発者。管理職突入手前の30代。日々のアレコレを思うがままに綴ります。時々マスターズ陸上(短距離)。

2023年05月

ついこの前、実験で使う酢酸ブチル(有機溶剤の一種)を小分けするため、研究所の裏にある溶剤庫へ足を運んだ。酢酸ブチルは以前よく使っていた関係で、一斗缶サイズ×2を購入しており、まだまだ余りがあるはずだった。よしんば1缶目が使い切られていたとしても、予備でもう1 ...

僕がこの研究所に勤めて丸8年。数多くの研究開発案件をこなしてきたが、その大半が1つのパターンに集約されている。それは「既存のモノを組み合わせて新規な能力を付与する」というパターンだ。入社するまでは「企業での活動といえど研究なので、全く新しい技術を0から創造す ...

↑このページのトップヘ