とある三十路研究職の実験ノート

とある民間企業の研究開発者。管理職突入手前の30代。日々のアレコレを思うがままに綴ります。時々マスターズ陸上(短距離)。

2020年02月

学生・院生の立場からすると、R&Dの花形は基礎研究で、開発=泥臭いというイメージが強いです。私も入社まではそうでした。できれば開発は避けたいとも思っていました。 しかし、開発の経験を重ねる中で、ルールに縛られないという開発の醍醐味が病みつきになりつつあります ...

私の周りの企業研究者の方々を見ると、アカデミックでの実績を持っている人はむしろ少ない印象です。むしろ、アカデミックでは活かせなかったその人なりの資質をフル活用している人が多いです。-------企業で求められるのは、ある程度のオールラウンダー能力です。 ・ミスが ...

僕が自炊を継続できている大きな理由の1つは「トコトン手抜きしている」からです。手抜き手法の中でも良く効いているのは「調味料を極力使わない」こと。調味料を使うのって、意外と料理へのやる気を削ぐんです。 ------- ■切るだけ、焼くだけ、煮込むだけ 僕の自炊メニ ...

僕は入社当時から自炊をしており、これまでに数々のいい思いをしてきました。「研究開発者こそ自炊をすべきだ」と強く感じています。 研究開発者が自炊をすべき理由を大きく分けて3つ、以下に示します。 ------- 理由①:いい仕事は健全な肉体から 僕が自炊を押す最大の ...

R&Dで実際に働いてみると、思った以上にコミュ力が必要でした。その中でも、特に求められると感じたコミュ力を3つ、以下にまとめてみました。R&Dを志す方々の参考になれば幸いです。 ------- ■コミュ力①:現場の兄ちゃんに可愛がられる力研究職は、研究所での小スケール ...

職場における時間の使い方を振り返ってみました。その結果、「研究開発においても時間管理はマストだ」と思い知りました。恐ろしい事に、普段の業務の80%以上は「バタバタしているうちに終わり、何が残せたのかイマイチ分からない」ものだったのです。 ------- ■時間管理 ...

今の僕は、かつての1/2程度の努力量・検討量で、同等以上の結果を出せるようになりました。情報を鵜呑みにせず、確実に血肉になるよう取り込む事ができるようになったためです。(元がポンコツなため、まだまだ人並み以上の努力は必要ですが...) では、情報を確実に取り込 ...

↑このページのトップヘ