とある三十路研究職の実験ノート

とある民間企業の研究開発者。管理職突入手前の30代。日々のアレコレを思うがままに綴ります。時々マスターズ陸上(短距離)。

2019年11月

質問箱にて、以下の質問を受けました。質問内容:私はたぶんアスペルガー気味なのですが、研究開発職はムリでしょうか?アスペルガー症候群とは、以下の3つの症状がある発達障害を指します。・対人関係への障害・コミュニケーションの障害・パターン化した興味や活動私もアス ...

長文リスニング力を向上すべく、「VOAニュースフラッシュ2018年度」を1年間使ってみました。[音声DL付]VOAニュースフラッシュ2018年度版 [Kindle版]アルク出版編集部アルク2018-04-06結論として、長文の大意を掴む力が大きく向上しました。以下に、使ってみた感想をレビュー ...

ポリマーは多くの化学メーカーで作られているが、その主要用途に「塗料」がある。塗料は、日本の産業の中核となる自動車業界で多量に使われている。なので、ある程度の規模の化学メーカーでは、塗料対応部署がある所が非常に多い。自動車産業はあらゆる業界と密接につながっ ...

研究開発においても、武道で言う「型」を身に着けるべきだ。ある程度の年数を企業の研究所で過ごした今、強く感じている。 そこで今回、 ・今までに自分が継続して効果のあった項目 ・同僚が実施していて「参考になるな」と感じた項目を、「型」の候補として、特に大事だ ...

企業の研究開発では、予算獲得のため、上の役職の方々にプレゼンで話を通すことが多い。役職付きの方々は、理系の素養はあるが、我々の研究テーマに関しては素人だ。 このような方々に対して、どうすれば聞く耳を持ってもらえるのか。 発表を重ねて分かったことは、研究開 ...

「ビンラディンが3年以内に殺害されるか?」「イギリスは今後3年の間にEU離脱するか?」といった予測を正確に言い当てる「超予測者」。彼らの言動や予測への姿勢などを研究するうち、彼らに共通する項目が見えてきた、というのがこの本の主題。科学的に形態立てられた冷静な ...

全ての場は生き物であり、それぞれ特有の流れを感じ取ることが必須。武道で気の流れを掴んだ経験から編み出された数々の表現には、マニュアルで固定された我々にとって、新鮮な学びが非常に多い。 ------- 〇著者の紹介この本は、2人の著者の対談形式となっている。1人目は ...

先週末にあった、研究テーマの社内報告会。これまでと比べて、発表が上手くなっている手応えを感じたが、まだまだ改善の余地があるとも実感した。今回感じた「企業の研究開発におけるプレゼン資料を作るコツ」を以下に示す。-------今回のコツを一言で纏めるならば、「大きな ...

昨日は、1日かけて研究テーマの社内報告会があった。僕は発表者として、今の検討内容を報告した。至らないところがたくさんあったが、何とか無事にやりきることができた。その後の懇親会で、とある研究開発部長の方に声をかけていただいた。話をする中で、その方が実践した「 ...

僕はこの本を読んで、フリーランスで身を立てていく壮絶さを目の当たりにした。  〇著者の紹介 著者は、歴史小説家の司馬遼太郎氏。 ・本名は福田定一・幼少期は読書が大の好み。在学時に韓国・朝鮮人への興味を抱いたのをきっかけに、人間の振る舞いの面白さに目覚める ...

↑このページのトップヘ