研究開発3年目の給与明細をアップしました。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)

...あれから2年経ち、今では研究開発での職歴が5年目に突入。
僕の給料は、どのくらいアップしたのでしょうか。

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○収入
基本給 266,000円
早出残業手当 15,344円(単価2192円/時間×残業7時間)
カイゼン報奨金 400円
持株奨励金 150円
計 281,894円

○控除
健康保険料 11,050円
厚生年金保険 23,790円
雇用保険 844円
所得税 6,420円
住民税 16,800円
団体生命保険 3,600円
損害保険 880円
財形貯蓄 5,000円
持株会拠出金 1,000円
組合費 6,960円
組合関係費 2,900円
社宅料 8,000円
計 87,244円

手取り計 194,500円

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前回の基本給が23万強。
今回は基本給が26万強なので、約3万円のアップ
支出は、住民税が△5000円ほど微増。
しかし基本給の上乗せが大きく、▲3万円のプラスとなりました。


この金額でも、田舎暮らしであれば余裕たっぷりです。
相変わらず月7~10万円のペースで貯金ができています。

しかし私は、
・車無し
・交際相手無し
・外食無し
の「3ない」です。

人並みに「ある」生活になってしまうと、その分だけ支出がかさみ、余裕も削られていくでしょう。

まあ、今の生活であれば、自分の趣味に好きなだけお金を使えます。
この心理的余裕は、安定がウリの化学メーカーだからこそ得られる特権なのかな、とも感じます。
少なくとも、将来の不安にあくせくする苦しさはないですね。

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※持株会拠出金とは
自社株を少額で買える制度です。
「持株会」という会合に入ると、1000円単位で株を買うことができます。

少額スタートできるので株初心者でもとっつきやすい...
ですが、当社の株は値上がる気配がありません。
それでも、少なくとも総合職は、この自社株を買わねばなりません。

できれば脱退したいですが、「総合職は体裁を考えて入るべきだ」という謎ルールに縛られており脱退できない現状です。
実質、ここで払う1000円は、角を立てないための生贄のようなものです。


このほかにも、総合職は「暗黙の犠牲」を払う立場にあります。
・現場職の方が帰るまではサービス残業
・カイゼン活動を取り仕切らねばならない
・雑誌会の資料作成

.......書き出すだけでイライラが募ってきました(笑)
安定の裏側には、こういった闇の部分もある、ということです。