時間管理はどの仕事においても必須です。
研究開発といえども例外ではありません。
今回、タイムマネジメントに関して以下の質問を受けました。
質問内容
タイムマネジメントが下手で、時間をうまく使えません。どう管理されていますか?
以下、このご質問に対して私が返した回答です。
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回答
一日の始めにToDoをメモ帳に書き出しています。
ToDoは自分が思っている以上にあるので、見落としを防ぐのに有効です。
面倒くさくてやらない日もありますが、その日の生産性は半分ほどにガタ落ちしますね。
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企業の研究開発では、デスクワークの時間が細切れになってしまう傾向にあります。
実験が入ると、そちらに注力する必要があるためです。
企業特有の実験である安定性試験では、サンプルを1時間おきに観察することもあります。
他にも、分析の作業・安全関係の仕事・来客対応・現場の見回り…
いつも何かやることを抱えている状態です。
裏を返せば、「突発的に起こる仕事は少ない」ということでもあります。
つまり、仕事の日程と時間帯があらかじめ決まっている場合が大半です。
なので、1日の始めに「今日やること」を書き出して、時間配分まで決めることが他職種よりも効いてきます。
私は昨日、以下のようにToDoリストをつくりました。
・窒素吹き込み実験 10:00~、観察10:30, 11:00, 12:00
・安全巡視 13:00~14:00
・クロマトグラフィー分析 15:00~16:00
空いた時間にデスクワークを入れました。
このように、やることを可視化すると、思った以上に研究が捗ります。
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