良いセルフコーチングをするために必須の「自分についての理解度」を高めるのに、年末年始は適した時期であると感じました。


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新幹線の中、裏紙を使って。
帰省の道中、「競技を嗜む生き方」という目標に向かうための方策を考えていました。
私は、何度も「シンドイのは嫌だ」と感じてラクに走ろうとするも、いつの間にか力が入りすぎるという悪い傾向があります。
この根っこにある「自分の悪い考え方」を可視化すれば、同じ過ちを繰り返さなくなるのではないか?と思いつきました。
そこで、新幹線の中で、論文の裏を使って、考え方を書き出してみました。


考え方のクセをあぶり出せた
今自分がやっている各トレーニング方法について、「どのように力が入っていくのか」順を追って書き出してみました。

20171229


例えば、ペース走の流れを書き出してみると
 
 ①最初は余裕のある設定ペース通りに走れる
 ②欲が出てくる
 ③ペースを上げてしまう
 ④キワキワのペースまで到達する
 ⑤次の練習もそのペースを維持するのがシンドクなる

という流れであることが分かりました。
ここで、②の「欲」について、どういう欲なのか掘り下げると
 
 A 今の実力を数値化したい「探求欲」
 B 数値を誇示したい「見栄」

の2つがあることが分かりました。

Aは「数値化はレースでできるじゃん」、Bは「練習の結果はレースとは違うじゃん」とセルフツッコミができました。
解決策として「レースで実力を見れば良いじゃない」と考えると良さそう、という所まで到達できました。

このように、各項目について、考え方のクセを見出すことができました。
特筆すべきなのは、考え方のクセが「今までボンヤリ思っていたもの」とは異なる形であったことです。
文字にすることで、ボンヤリ考えるだけでは手が届かなかった領域まで分析できるようになりました。
また、文字にすることで、ツッコミ(解決策となる考え方)も入れやすくなりました。


非日常だからこそ「トレーニング以外」に目をやる
時間が余ればつい余計に走ってしまいがちですが、走行距離を無駄に増やしても、ベタベタした疲れが溜まって休み明けのランの質が落ちてしまいます。

非日常の空間では、今までのルーチンから解き放たれるため、新たな視点を得やすい。
そこで、「今後どうしたいか」を考えるようにすると、思いもよらない解決策に辿り着く可能性があります。

こうやって使える思考・手法を増やしていくことは、この上なく楽しいです。
時間のあるランナーの皆様には、ぜひ「自分がどこに向かいたいのか」「向かうにはどうすれば良いのか」を分析し、掘り下げることをオススメします。