ふとしたきっかけで「嫌われる勇気」というアドラー心理学の本を読みました。
そこに紹介されていたのが「課題の分離」という人付き合いの考え方。
2ヶ月ほど試してみたところ、今まで感じていた息苦しさから解放されました。

20180330


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このような方にオススメの思想

人付き合いにおいて

・気を遣いすぎてシンドくなる
 ・力の抜きどころが分からない
 ・期待と違う反応が返ってきて落ち込む


「課題の分離」とは
アドラー心理学の本には、以下のように書かれていました。

「勉強することは子どもの課題です。そこに対して親が「勉強しなさい」と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。これでは衝突を避けることはできないでしょう。我々は『これは誰の課題なのか?』という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです
(嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え~ P140より抜粋)


私は、以下のように解釈して実践しています。

 ① 自分なりに相手のことを思いやり、相手にプラスになるような行動をする
 ② その行動を相手がどう受け取るかは、相手のフィールドであると念頭に置く。
 ③ 相手がこちらの想定と異なる反応をしても、それは自分では対処不能であるので、深入りしない


私が実感した効力
人付き合いで「相手が喜ぶ行為をしなければならない」というプレッシャーが激減しました。

かつては「○○さんが笑顔になること」をゴールと考えてしまっていました。

 ・無理に笑顔を作って、相手の機嫌を伺う
 ・喜ぶそぶりが無ければ、「しくじったな…」とウジウジ悩む
 ・喜んだら喜んだで「社交辞令じゃないか?」とまた悩む

人付き合いを頑張れば頑張るほど、相手の反応が気になってしまい、息苦しくしんどかったです。


「課題の分離」を意識してから
思いやりを込めた行動がスッとできるようになりました。
行動したあと、相手の反応にこだわらなくなりました。

 ・喜んでくれたら「やって良かったな」
 ・喜ばなかったら「何か事情があるのだな」

アレコレ悩まなくなりました。
相手におもねるのではなく、純粋に相手にプラスになる行動ができるようになりました。


私の実践例
私は、人と話す際に作り笑顔をするクセがありました。
相手の機嫌を損ねたくなかったからです。
ただ、作り笑顔をすると頬の筋肉が疲れてしまいシンドイ。
また、笑顔で壁を作っているようにも感じ、精神的にも息苦しさを感じていました。

課題の分離を意識してからは、「○○さんのプラスになる事とは何か」という視点で考えるようになりました。

 ・実験の片付けを手伝う
 ・報告書の書き方をアドバイスする
 ・ディスカッションを持ちかける

問題は、これらの行為が○○さんにプラスに働くかどうか。
○○さんが喜ぶ素振りを見ることではない
このように考えるようになれました。

その結果、作り笑顔を引っ込めることができるようになりました。

すると、作り笑顔をするエネルギーを、行為自体に向けられるようになったのです。
また、自然な笑顔が湧き出るようになりました。

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以前よりも「ありがとう」と言われる回数が増えました。
少しは、人の役に立てる人間になれているのかなと感じています。

人間関係に気を遣いすぎてしまう方に、是非ともオススメします。