先日、当研究所で溶剤漏洩時の対処を行う訓練のリハーサルがあった。リハーサルといえど、単に台本を読み合わせるだけのもので、緊張感も無いただの音読の集いだ。事前アナウンスも「実験の予定がない方はなるべく参加するように」との緩さだった。僕はアナウンスを鵜呑みに ...
公害防止管理者 水質1種 の合格体験記③ ~どういった勉強法で合格したのか~
前回の記事(こちら)では、水質1種の試験問題がどういった特色を持つのか記しました。 今回は、私が実際に行った勉強法と、その体験を踏まえたおススメの勉強法を紹介します。 ------- 〇私の勉強法の特徴と得点率 私の勉強法の特色は、以下の2点に尽きます。 ...
公害防止管理者 水質1種 の合格体験記② ~勉強のコツ~
前回の記事では、公害防止管理者水質1種の試験の概要について説明しました(詳しくはこちら)。 一言で言うと「むっちゃ量が多いから心してかかれよ」という感じです。 今回は、私が試験勉強を重ねる中で見えてきた「コツ」みたいなものを記します。 ------- ...
公害防止管理者 水質1種 の合格体験記① ~どんな試験なのか?難易度は?~
先日、公害防止管理者試験の水質1種を受験し、無事合格を果たしました。 1日30分、使ったのは公式の教科書と過去問のみ、というナメた勉強態度でしたが、それでも十分余裕を持った得点率を達成できました。 この資格を受験する方々の一助となればと思い、以下に合格 ...
【研究開発】同期に抱く劣等感とその原因
僕のいる研究所には、同期が2人いる。1人は1年早く昇級した「デキる」人材。もう1人の同期は、この前僕と同じタイミングで昇級した。同じ職場で働いているから分かるが、同じタイミングで昇進した彼も、ものすごくデキる。周りを見る目がすごい。サラッとモチベーションを挙 ...
【お勉強】自動車業界のEV化の意味と課題
自動車業界は殆どの化学メーカーと切っても切り離せなく、付き合いが無い会社の方が少ない。自動車業界の動向を押さえておく、少なくとも興味を持っておくことは、メーカーの研究開発職にとって必須事項ともいえる(学生の皆さん、ここ試験に出ますよ)。ちょっと勉強してみ ...
【雑感】整わない環境で無理をしたところで
昨日、英語のリスニングで成功体験をしたという記事を書いた(記事の内容はこちら)。その中身が陸上競技のトレーニングにも当てはめられそうだ、と感じ、しばらく思考を巡らせていた。閃いた事があったので以下に示す。-------僕は今まで、満遍なく鍛えて強くなろうとするア ...
【雑感】トレーニングの質と量
先日、海外の顧客とwebミーティングをした。半年前にも同じ方々とミーティングをした。その時は、英語を聞き分けるのに精いっぱいで(しかも聞き分けきれなかった)、ただただ敗北感を感じた。今思い出しても苦い思い出だ。ところが今回は違った。普通についていけたのだ。話 ...
【研究開発】R&D生活を後悔しない大学院の過ごし方8選
僕が修士課程のラボで学んだ事のうち、専門知識や技術的な腕前はほぼ全くといっていいほど役に立たなかったが、そのほかの面で役に立ったこともあった。そして「修士の時、ああしておけばよかったな」「ラボでこうしておけば後悔しなかっただろうに」と思う事が多々頭に浮か ...
【勉強】知識は研究者にとっての筋肉だ
僕の専門はグラフト重合という分野だ。グラフトとは「継ぎ枝」という意味で、幹となるポリマーに他のポリマーを枝葉の如くくっ付けていく。その中でもグラフト重合は、幹ポリマーを起点としてモノマーを重合させる→モノマーが連なったグラフト鎖を作ることを指す。僕は7年間 ...